桐生山鳳仙寺
建物紹介

伽藍・塔頭・末寺

鳳仙寺境内地には、たくさんの伽藍が立ち並んでいます。本堂、庫裡、檀信館・石梁閣、常磐殿「開山堂、薬師堂、秋葉堂」聴松庵、鎮守三社、山門、鐘楼などがそれです。


境内地 7876(2386坪85)
御朱印 10石
名田 100石余
本堂 330平方メートル(100坪)
石梁閣 198平方メートル(60坪・檀信館)
山門 49.5平方メートル(15坪)
鐘楼 9.5平方メートル(2.88坪)
輪蔵 33平方メートル(10坪)
常磐殿 187.29平方メートル開山堂薬師堂秋葉堂 (56.8坪)
聴松庵 57.09平方メートル〈17.3坪・茶室)
庫裡 138.27平方メートル(41.9坪 )
駐車場 約200台乗用車駐車可能(第1駐車場〜第5駐車場)

庫 裡


石梁閣は不昧住職のときに改築

 室町期に本堂・山門等と一緒に建築された庫裡は、現存していません。旧庫裡は、第三十三世・百丈不昧住職の代に解体されて、その姿を消しました。

 現在の庫裡[石梁閣]は、第二次大戦後に改築された建物です。時代に即応した寺院活動ができるようにとの趣旨から改築されたものですが、他の歴史のある伽藍と調和させるべく、細心の配慮がされて建造されましたので、 境内地の古建築や豊かな自然環境と、 見事なまでにマッチした建物となっています。面 積はおよそ四十二坪(138・27平方メートル)あります。

活用される檀信館書院作りの部屋
石梁閣

 檀信徒の研修、会議、その他の有効利用のために建てられましたのが、石梁閣です。面 積が六十坪(およそ198平方メートル)と、たいへんに広く利用しやすいところから、所期の目的が十分に達成し得る利用ぶりを示しています。


常磐殿 「開山様を安置する開山堂」「厄除けで賑わう薬師堂」「成就を願う秋葉堂

 本堂に向かって左側に並んで建てられているのが『常磐殿』平成21年4月29日落成されました。本堂から回廊伝いに入ることができます。

 お堂内には、両祖・道元禅師・瑩山禅師、開山・勅賜仏広常照禅師、歴代住職の木像や御位 牌、さらに開基・由良成繁公一族一門、遠祖・新田義貞公一族一門、ご朱印下賜・徳川家康公一族一門、開山堂建立者・長沢家先祖代々の御位 牌等が安置されています。それだけに、ここは特段の心くばりをしたい大切なお堂となっています。

右の写真は、常磐の和歌です。

 併置されている『秋葉堂』は、「秋葉山三尺坊大権現」と称します。昔の桐生は、とくに火災が多く発生し人々を苦しめました。その苦難から人々を救済しようと、明治十四年(一八八一)に秋葉総本殿(静岡県)から奉安したものです。

 諸願成就、家内繁栄、火盗消除等に御利益があり、十月十六日の大祭には、大勢の善男善女が参拝されます。大変御利益のあるところから『威徳大士』とも称されます。参道の途中に「威徳の滝」が見られますが、この滝は、威徳大士の徳に感謝して名付けられた滝なのです。

 秋葉山権現   静岡県春日野町領家の秋葉山(海抜866メートル)山頂にある神社で、祭神は迦具土神(かぐつちのかみ)です。防火の神として、たいへん尊信されている神社です。


茶室「聴松庵」

滾る湯釜から生ずる松籟の妙なる響きこそ、侘茶の真髄で、冬に温もり盛夏に清涼感をもてなす心象体現の極致は、まさに茶禅一致の理から、曹洞宗管長・永平寺住職で、百歳優る宮崎奕保禅師より庵号を「聴松庵」と賜りました。

 


鐘楼には「平成の鐘」

 山門の隣りに建つのが鐘楼(面 積2・9坪、およそ9・5平方メートル)です。ここには市指定重要文化財となった旧梵鐘(後述の寺宝欄を参照)に代わって、新梵鐘が設置され、日々「時の鐘」として優れた音色を周囲にこだまさせています。

 新梵鐘は旧梵鐘に模して鋳造され、世界平和、寺の興隆、檀信徒の繁栄を祈念する文が鋳込まれた、重さ680キログラムの鐘で、『平成の鐘』というすばらしい命名がされました。

 銅製のため、音響がことのほか優れ、余韻が長く残るのが特色で、平成三年十二月二十七日に落慶の法要が執り行われています。


山上には鎮守三社を祀る

 総門を過ぎて、参道を一〇〇メートルほど山門方面へと歩みますと、右側に山上へ通 じる細い山道が見られます。そこが『鳳仙寺鎮守三社』への参道です。

 山頂には立派な石の鳥居が設けられてあり、その先に「天神山護法大善神」「白山妙理大権現」「土地護伽藍神」の三社が祀られています。

 この三社神は、安永年間(一七七二〜一七八〇)、第十八世・宗外全鼎大和尚の代に再建されたもので、文字通 り、鳳仙寺鎮めの神として奉信されています。


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